星姫の舞

2009年9月23日
都立産業貿易センター浜松町館

で開催される星姫の舞に無事当選しました!
スペースはC08になります。
サークルカット&新刊表紙(表紙のみクリックで大きくなります)はこちら↓

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当日には既刊と(たぶん)新刊が並ぶと(いいな)
9/13 なんとか新刊が出せそうです

「暑中休暇」 A5版 52P 本文44P

新刊の内容は主に猫神さんち本になりました。
時系列ガン無視の夏休み、そんな猫神亭に学園長が居たり、アリカとマシロがひょこり来たり、
五柱が一瞬出たりします。


既刊についてはお手数ですがカテゴリのお知らせから見て頂きますようお願いいたします。








黒い谷。
それは次元の狭間にあると言われ、その存在こそ広く知れ渡っているが、足を踏み入れた者は居ないという。
ある諸説によれば、そこは遥か遠い過去、この星へと渡ってきた人々が最初に降り立った場所であり、
エアル、人類、そしてロストテクノロジー、
それら全ての始まりの場所と言われている。
故にアスワドの民からは「聖地」として崇められ、
世界からは「忌むべき地」と疎まれ…


「さあいらっしゃいいらっしゃい!猫神さまのご尊顔をかたどった猫神焼きだよ!」
「そこのお嬢ちゃん、お菓子買ってかないかい?」
「あら、猫神さんちの!マイスター舞衣にこの野菜持ってておくれ」


そして今日では、猫神山として名観光地となっている所である。




「あれ?」

くり、と首をかしげて、小さな女の子は呟く。

「みゃ?」

その頭の上、同じく不思議そうに鳴いた白い子猫も、同じようにくり、と首をかしげる。
観音開きの木製のドア、その取ってにかけられた札。
じっとそれを見ていると、ぎぃっ、と勢いよくドアが開いた。

「あら、リボンちゃん」
「あっマイスター舞衣、ただいまですっ」
「うみゃっ」

リボンちゃん、そう呼ばれた女の子はぺこっと勢いよくお辞儀して、頭の上の猫が慌ててしがみつく。
ずり、と落ちそうになった猫を支えたのは、マイスター舞衣と呼ばれた女性で。
目を細めると穏やかに微笑んで、ぽんぽん、と頭を撫でる。
それをくすぐったそうにしていたリボンちゃんだったが、はっ、と思い出したように顔を上げる。

「あのっマイスター舞衣、これ、どうしたんですかっ?」

小さな手が指したのは先ほどから見ていた札。
それを見た舞衣は、ああ、と合点のいったように呟くと、不安そうにしているリボンちゃんに笑う。

「別にこのお店閉めるとかじゃないから安心して?」

ふと背中が軽くなって、ひょい、と荷物が持ち上げられたのに気づく。
そのまま中に入って、と促す舞衣の手にわたわたと従いつつそれでもなおリボンちゃんは見上げ、
追いすがる。

「え?でも」
「大丈夫大丈夫。実はね…」

まるで内緒話のように話しながら、そっとドアが閉じる。
あとに残された文字、
『本日休業』
の札が揺れた。




○月×日

マイスター舞衣からいただいた絵日記をかくのもきょうでもう十日になります
お店のおてつだいや、ねこがみ公園の「ふっこう」でかけなくなりそうな日もあったけど、
なんとか毎日つづいています
きょうはカグヅチといっしょにおつかいに行って、それからもどると、お店がおやすみになっていました
なんでもマイスター舞衣の国では、もう「おぼん」になるからだそうです
それにお店にマイスター舞衣のおともだちがくるそうで…
だれがくるのかうっかり聞きわすれてしまったけれど、ちゃんとごあいさつできるようがんばりたいです

いったい、どんな人がくるのかなぁ?
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by nominingen | 2009-09-09 23:16 | お知らせ


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